よくある日帰り観光
たくさん見て回る日
- 一日に四〜六か所をめぐる行程
- 二十名以上の団体になることも
- 移動の時間が全体の半分近く
- 集合時間に合わせて動く
- 写真や話題がたくさん残る
読む速さを選べます
比べる前に
鎌倉や江の島をめぐる日帰りの旅は、それはそれで楽しいものです。見どころが多く、写真もたくさん残ります。ただ、帰りの電車でどっと疲れが出て、「何を見たんだっけ」と思うこともあるかもしれません。
申し込む前に、自分が今ほしいのはどちらの一日なのかを考える材料があると、選びやすくなります。このページは、そのための小さな見取り図です。ほかの過ごし方を否定するつもりはまったくありません。
並べてみる
よくある日帰り観光
Quiet Cloud Harbor
| 項目 | よくある日帰り観光 | 私たち |
|---|---|---|
| 人数 | 10〜30名程度 | 4〜8名まで |
| 訪ねる場所 | 複数の名所 | 港または里山の一か所 |
| ペース | 行程表が中心 | その日の潮と体調が中心 |
| 休む時間 | 移動の合間 | 予定のひとつとして確保 |
| 参加の自由 | 基本は全員で同じ行動 | どの活動も見送ってよい |
私たちのやり方
潮だるみとは、満ち潮と引き潮が入れ替わるときに、海の流れがほとんど止まるひとときのことです。私たちは一日の組み立てを、名所の数ではなく、この静かな時間を中心に考えています。
港なら港、里山なら里山。同じ場所に長くいると、最初は気づかなかった音や匂いが少しずつ届いてきます。
説明を詰め込むより、黙って隣を歩く時間を大切にしています。聞きたいことがあれば、いつでも声をかけてください。
瞑想も散歩も、参加しなくて構いません。見送ったことで気まずくならないよう、最初にそう伝えています。
帰り道の感覚
自然のなかをゆっくり歩くことと気分の関係は、これまでにも研究されてきたテーマです。ただ、私たちはその結果を根拠に何かをお約束することはしません。ここに並べたのは、参加を考えている方がどんな帰り道を思い浮かべるか、という想像のメモです。
たくさん巡った日の帰り道
たくさん見て回った日は、足が疲れたり、見た順番を忘れたりすることもあるかもしれません。
港に留まった日の帰り道
ひとつの港に留まった日は、波の音や光の具合が印象に残る。そんな過ごし方を目指しています。
感じ方は人それぞれで、毎回同じになるとは限りません。私たちがお伝えできるのは、「急がない時間をきちんと用意する」ということまでです。
費用のこと
料金表だけを見ると高く感じるかもしれません。一時間あたりにすると、こんな目安になります。
| プラン | 料金 | 時間 | 1時間あたり |
|---|---|---|---|
| 朝のマリーナ静寂散歩 | ¥4,500 | 90分 | 約¥3,000 |
| 里山メディテーション半日 | ¥9,800 | 4時間 | 約¥2,450 |
| 静かな港のスローデイ | ¥16,000 | 約6時間 | 約¥2,670 |
半日のプランには昼食と逗子駅からの送迎、スローデイにはクルーズと昼食が含まれています。少人数のぶん、ガイドひとりあたりが気にかける人数も少なくなります。費用のなかには、その「目の届く距離」も含まれていると考えてください。
料金はいずれもおひとりあたりです。
申し込みから当日まで
よくある観光では、予約サイトで日程を選んで完了することがほとんどです。私たちはまず質問を受けつけ、体調や不安なことを聞いてから日程を決めます。
集合場所で名前を呼び合い、その日の潮と風のことを少し話してから歩きはじめます。急ぐ理由のない朝なので、遅れそうなときも連絡をいただければ大丈夫です。
ガイドは説明を控えめにし、立ち止まる場所や休む時間を参加者と一緒に決めます。話したい人は話し、黙っていたい人は黙っていられる空気を大事にしています。
呼吸のポケットカードや、その日の潮の記録をお渡しします。家に帰ってからも、少しだけあの時間を思い出せるように。
長い目で見ると
特別な場所で特別な体験をしても、日常に戻ると忘れてしまうことがあります。私たちが持ち帰っていただきたいのは、景色よりも「やり方」です。
よくある思い込み
そう感じる日もあります。ただ、満足の量は見た場所の数と必ずしも比例しません。ひとつの景色をゆっくり味わう満足もある、ということだけ覚えておいてください。
はじめて座る方を想定した進め方です。うまく集中できなくても問題ありません。椅子に座ったまま、目を開けたままでも大丈夫です。
ていねいな案内をしている観光ツアーもたくさんあります。私たちとの違いは良し悪しではなく、「何を一日の中心に置くか」という点です。
まとめ
もちろん、たくさん巡る旅が今のあなたに合っているなら、それがいちばんです。迷っているときは、気軽に相談してください。